特任准研究員もしくはポストドクトラル研究員 (AGM24-028)

Japan Agency for Marine- Earth. Science & Technology (JAMSTEC)

Japan Agency for Marine- Earth. Science & Technology (JAMSTEC)

Posted on Jan 6, 2025

採用情報

募集職種 特任准研究員もしくはポストドクトラル研究員 (AGM24-028)
募集部署 地球環境部門 地球表層システム研究センター 物質循環・人間圏研究グループ

※雇用期間中に組織改編等行われた場合は、配属先が変わる場合があります。
募集内容 募集部署ではこのたび下記の要領で、環境省・国立環境研究所からの受託研究「温室効果ガス・水循環観測技術衛星(GOSAT-GW)による二酸化窒素濃度観測に関する導出アルゴリズムの開発、データ処理系の構築、プロダクト検証体制の構築及びデータの利活用研究(2020年度〜 研究代表者:金谷 有剛)」に従事する特任准研究員もしくはポストドクトラル研究員1名を募集いたします。

【研究内容】
(採用直後)
打上を間近に控えたGOSAT衛星シリーズの3号機(GOSAT-GW)では、TANSO-3センサにより、長寿命温室効果気体(GHGs)であるCO2とメタンを中心としつつ、燃焼起源のトレーサーとして有効な大気汚染物質であるNO2を観測対象に加え、全球から都市などの大規模発生源のモニタリングを行います。本受託研究では、NO2を主な対象とし、衛星観測の信頼性向上に資する検証観測など、以下の業務に従事し、自立して研究を遂行する特任准研究員もしくはポストドクトラル研究員を募集します。その際、JAMSTECの観測資機材や既存のデータ、MAX-DOAS等の観測網、国際的な協力体制などを活用することが可能です。
業務の内容は以下の通りです。

(1) NO2等の衛星観測を検証評価するための航空機、船上などでの観測、それらの複合的なデータ解析
(2) 検証観測のための機器やアルゴリズムの技術開発
(3) 衛星観測のバイアス要因の解明やアルゴリズム改良、排出量評価や大気化学過程理解に資するデータ解析
(4) 課題に係る報告書や論文の執筆

(変更の範囲)
機構の定める業務

【関連する専門分野】
大気化学、環境科学、物質循環学、リモートセンシング学、社会工学、地球物理学、気候科学、気象学等
職種とキャリア 【職種】
准研究職
研究開発に関わる基盤的または包括的な技術改良、その高度な技術の維持及び高度化並びにそれらを通じた研究の推進が期待される職

【キャリア】
特任准研究員
研究開発に関する基盤的な技術の運⽤の専任者として、研究開発課題の推進に貢献する。

【職種】
ポストドクトラル研究員
上⻑の指⽰の下に当課題が認めた自らの研究課題を自主的に遂⾏し、自らの研究資質を向上させることが期待される職

※職種は採用時に決定いたします。
応募資格 【学歴】
特任准研究員
関連する専⾨分野の修⼠課程修了以上、またはこれと同等の能力、実務経験を有する者

ポストドクトラル研究員
関連分野の博⼠号取得者(採用日までに取得⾒込みの者を含む。)
博⼠号取得した年度の末日から採用までが5年以内であること。
(2019年4月以降に学位を取得した者)

【経験】
大気組成や気象に関する航空機を含む野外観測やデータ解析の経験・実績があることが望ましい。
勤務地 (採用直後)
国立研究開発法人海洋研究開発機構
横浜研究所 神奈川県横浜市金沢区昭和町3173番25
※受動喫煙防止措置:敷地内禁煙(屋外に喫煙場所あり)、喫煙可能区域での業務なし

(変更の範囲)
機構の定める場所(在宅勤務を⾏う場所を含む)
採用形態 【募集人数】 1名
【雇用形態】 任期制職員
【勤務時間】 専門業務型裁量労働制
※始業及び終業を始めとする、時間配分の決定及び業務遂行の方法(在宅勤務等を含む)は、勤務者の裁量に委ねられます。

【雇用期間】
特任准研究員
2025年4月1日〜2026年3月31日(2030年3月31日まで更新可)

ポストドクトラル研究員
2025年4月1日〜2026年3月31日(2028年3月31日まで更新可)

※雇用開始日は応相談
※1回の雇用期間を1事業年度とし、当プロジェクトの進捗状況と勤務実績等により契約更新を可能とします。
※上記雇用期間については、当プロジェクトの予算の状況により変更する場合があります。
※事業年度中に65歳に達する時は当該事業年度末日をもって雇用契約を終了といたします。本期日については、今後変更する場合があります。
※科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律第15条の2の適用を受ける職種です。
※定年制職員への移行審査資格はありません。
給与 年俸制(1/12を月々支給)
※経験・能力などを考慮の上、決定いたします。
※賞与及び退職金は年俸に含まれます。

【参考年俸】
特任准研究員:550万円〜650万円程度

ポストドクトラル研究員:440万円〜560万円
※昇給はありません。
福利厚生 (1)赴任旅費を支給します。
(2)通勤手当を支給します。
(3)各種保険(健康保険、厚生年金保険、企業年金基金、雇用保険、労災保険等)を完備しています。
(4)職員等の相互扶助及び福利厚生の増進を図るための共済会制度があります。
(5)民間賃貸住宅の社宅貸与制度があります。(収入等の基準あり)
ポストドクトラル研究員は、⺠間賃貸住宅の社宅貸与制度の対象外となります。
(6)土日祝祭日・年末年始・年次有給休暇・特別有給休暇を休日及び休暇とします。介護休業・育児休業等の制度があります。
応募書類及び提出方法 【応募書類】
※職種により応募書類が異なりますのでご留意ください。

特任准研究員
(1)履歴書
※様式自由
※連絡先Eメールアドレス記載
(2)職務経歴書
※様式自由 これまで経験してきた研究・技術開発等の実績を含めて記載
(3)当プロジェクトにおける研究計画 1枚

以下は任意で提出
・研究業績並びにこれまで受けた競争的資金リスト
※論文は、レフェリー制のあるジャーナルとその他の研究、学術出版物に分けること。
※DOIコードが付与されている場合は記載
※科学研究費補助金、科学技術振興機構からの受託研究費なども記載
・主要論文 2編以内

ポストドクトラル研究員
(1)履歴書
※様式自由
※連絡先Eメールアドレス記載
※推薦者の連絡先1件を記載(応募者が書類選考を通過した場合、推薦者から直接本機構宛
に、推薦書を送付していただきます。)
※本機構役職員(招聘を含む)は推薦者として認められません。
(2)これまでに行ってきた研究の要約 1枚
(3)当プロジェクトにおける研究計画 1枚
(4)研究業績並びにこれまで受けた競争的資金リスト
※論文は、レフェリー制のあるジャーナルとその他の研究、学術出版物に分けること。
※DOIコードが付与されている場合は記載
※科学研究費補助⾦、科学技術振興機構からの受託研究費なども記載
※競争的資金を受けたことが無い場合は、「競争的資金該当なし」と記載
(5)主要論文 2編以内

【提出方法】
応募書類(1)〜(5)はすべてPDFファイルに変換して、下記URLからアップロードしてく
ださい。
https://recruit.jobcan.jp/jamstec/entry/new/2148676
選考 書類選考通過者に面接を行い、採用を決定します。
※原則としてオンラインにて面接を実施します。
応募締切 2025年1月16日(木) 23時59分 (日本時間/JST)必着
※応募状況によっては、募集期間を延長することがあります。
お問い合わせ先 国立研究開発法人海洋研究開発機構
人事部 人事任用課 採用担当
Eメール: recruit-app[at]jamstec.go.jp
※[at]をアットマークに変え、件名を「ESS AGM24-028 公募について」としてください。
注意事項 (1)提出書類は厳正に管理します。また、お預かりする個人情報は、採用選考並びに採用内定もしくは着任後の人事管理等の目的のみに使用し、他の目的では一切使用いたしません。
(2)採用内定時に健康診断書を提出していただきます。
(3)応募後に辞退される場合は、上記問い合わせ先までご連絡ください。
(4)上記各条件は、公募開始時点におけるものです。
(5)日本語を母国語としない場合、業務時の使用言語は英語です。
多様性への取り組み 多様な価値観による優れた研究開発成果と科学技術イノベーションの創出を目指して、JAMSTECでは、男女共同参画を踏まえた女性の積極的採用にとどまらず、国籍や人種、性別、性自認、年齢、障がいの有無などに関わりなく個性が尊重される就労環境の実現を見据えた採用活動に取り組んでいます。
さらに多様性に対応する時短勤務や裁量労働など、柔軟な働き方や環境整備を推進して参ります。